大阪に引っ越し。

　小学校時代に、近所の電気屋でパソコンをいじりはじめ、店員さんにはかわいがってもらうも、店長には疎まれる。

　小学校６年の時に、今は無きＰＣ８８０１を買ってもらい、自宅がゲームセンターもどきとなる。

　中学１年の時に、某フライトシミュレーターに感化されて、ワイヤフレーム表示処理を作成するため、自力で三角関数と行列演算の勉強をするが、あまりのＢＡＳＩＣの遅さに愕然とする。

　高校１年の時に、どの関数を使うのにどのヘッダファイルが必要なのかが良く解らなかったため、Ｃ言語に挫折。

　高校２年の時に、ＰＣ９８０１を買ってもらい、自宅がますますゲームセンター化する。

　高校３年の時に、Ｃ言語で時刻表ソフトを作成するも、データの入力が大変だったため以降の開発を断念。

　大学１年の時に、アセンブラで開発したバイナリファイルエディタと、ディスク内容比較・編集ツールをＫ社の某Ｉ誌に採用され、小遣いを稼ぐ。ただ、どういうわけか某Ｔというソフト販売機で同社が発売しているソフト中での売り上げランキング上位に位置するも、現在までそのぶんの著作権使用料は支払われず。

　大学３年の時に、テキストビューアーをフリーウェアとして一部で公開。

　某マニュアル作成会社で、ＬＤやＣＤを利用したシミュレータやオンラインマニュアル・教育ツールの作成に従事

　社会人１年目の時に、拡張子の複数アプリケーションとの関連づけツールと、クリップボードの履歴管理ツールをシェアウェアで公開。拡張子の複数アプリケーションとの関連づけツールは、今ではオンラインソフトが多く集まるＶ社の書籍第１巻あとがきで、一部編集者に絶賛される。

　勤続１年半後に、某大手企業Ｋの情報処理子会社に転職。積算関係のシステムを手がける。

　Ｃ＋＋に目覚める。

　旅行に行きまくる。

　温泉に目覚める。

　別のプロジェクトで、システムの共通サービス関連の設計・開発を手がける。

　不当なプログラマ迫害に対抗するため、プロジェクト管理手法などを勉強しはじめる。

　ＣＯＭに目覚める。

　施工管理システムの設計・開発を行う。

　ＡＴＬに目覚める。

　東京に転勤。

　再び積算関係のシステムを手がける。

　ＳＴＬ、ＵＭＬに目覚める。

　勤続５年目に、当分大阪に帰れないことと、数年はシステムのお守りで新技術に触れる機会が激減することに絶望して転職。

　電子書籍関連の作業に従事する。面接で突っ込まれた感触とは違い、給与体系の待遇が下から数えた方が早いにもかかわらず、エンジニアとしてではなく半分管理職の仕事内容をしているために、面白くない日々が続く。

　ＪＡＶＡとＸＭＬに目覚める。Ｃ＃とＰｙｔｈｏｎも少しかじる。

　細かなプロジェクトをいくつかこなし、JavaScriptとASPを習得する。

　某田舎にて、工場の運用管理の立ち上げに携わるが、温泉にばかり行っていて脳みそがふやける。

　某Ｓ社にて某Ｖ社向け携帯電話で、Ｊａｖａアプリの実行環境ポーティングに従事する。描画処理を手直しして、２クラス上のＣＰＵを積むポーティング元の機種より、半分ほどのステップ数で５％ほど速いベンチマークを叩き出す。久しぶりに楽しい仕事だった。

　名実共に（下っ端だが）管理職になってしまう。

　本作業と平行して、グループ内のサーバー管理を行う。Wikiに衝撃を受ける。Perlをかじる。

　引っ越しして何度目かの一人暮らしを始める。

　初めて海外で仕事を行う。海外にいる間に塩漬け株が値下がりして結構な損をする。

　.NETに目覚める。

　ＣＭＳ(Contents Management System)に目覚める。XOOPS、MovableType、blosxom他いろいろをかじる。同時にPHPとCSSもかじる。

　Rational関係の仕事に関わった事もあって、開発効率向上のための思想やツールに目覚める一方、現実とのギャップに苦悩する。